以前務めていた会社の取引先の方に
「あんたに今度センスをプレゼントしようか」
と、嫌味を言われたことがあります。
「センス」ってなんだろう。
「私センス無いんです。どうしたらもっとセンスの良いデザインできるようになりますか?」
ここ最近、よく聞かれるようになりました。
「センス」ってその人の「感性」や「感覚」かな。
じゃあ、どうやったらそのセンスは磨かれるのか。
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一つのヒントとして、昔から売れている雑誌は「時代を写す鏡」だと言われてきました。
私はデザインにいき詰まった時は、とにかく「雑誌」を見に本屋へ行きます。
それは、依頼してくれた方を思わせるような雑誌。
すると、その方のティストや好み、生活感、思いなんかが少しずつ見えてくることがあります。
頭パンパンになるまで思い描いた後は「他ごと」をします。
するといいアイデアが浮かんだりしますよ♪
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私は小学3年生の時から3年間、絵画教室に習いに行っていました。
最初に先生に教えてもらった事は「好きな絵本を持ってきて真似して描いてごらん」ということでした。
高校生でデザイン科へ進学した時の授業の課題でも、「好きな絵の本を選んで、真似して描くこと」という課題がありました。
まずはステキだと思うものを真似ること。
それもデザインセンスが磨かれる事に繋がるのではないでしょうか。
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最後に、冒頭の「センスをプレゼント」の担当おじさんとは、
仕事の回を重ねるごとにすっかり仲良くなり、
私が結婚して退職するときには、とっても寂しそうでした。
あの時は悔しかったけど、今となってはいい思い出(*´ω`*)
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